gooブログから引っ越してきました
もとは漢検ブログ、今は主に古典和歌に関する話題を投稿しています
(旧ブログ名 「漢検一級 かけだしリピーターの四方山話」)

クラシック音楽や、放送大学大学院での学びの話題もときおり ^^

古今和歌集 0061

さくらばな はるくははれる としだにも ひとのこころに あかれやはせぬ

桜花 春くははれる 年だにも 人の心に あかれやはせぬ


伊勢






 桜花は、春がひと月多い年であっても、人々が十分に満ち足りるほどに咲くことはないのだろうか。

 旧暦では暦の調整のために閏月(うるうづき)が設けられ、そのために三月が2度ある年であることを材料に、短い期間で散ってしまう桜への名残惜しさを歌った機智。3月が2度あるのだから、その分桜も長く咲いていれば良いのにという想い。