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もとは漢検ブログ、今は主に古典和歌に関する話題を投稿しています
(旧ブログ名 「漢検一級 かけだしリピーターの四方山話」)

クラシック音楽や、放送大学大学院での学びの話題もときおり ^^

古今和歌集 0738

たまほこの みちはつねにも まどはなむ ひとをとふとも われかとおもはむ

玉鉾の 道は常にも まどはなむ 人をとふとも われかと思はむ

 

藤原因香

 

 愛しい相手のところに通う道々ではいつも迷ってほしいものです。他の人のところへ行くのだとしても、自分のところかと思えるように。

 「玉鉾の」は「道」「里」にかかる枕詞ですが、なぜこれらの語に掛かるようになったのかは不明のようです。「なむ」には同音の助動詞、係助詞もありますが、ここでは他に対する願望を表す終助詞で、「道に迷ってほしい」の意ですね。