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もとは漢検ブログ、今は主に古典和歌に関する話題を投稿しています
(旧ブログ名 「漢検一級 かけだしリピーターの四方山話」)

クラシック音楽や、放送大学大学院での学びの話題もときおり ^^

古今和歌集 0056

みわたせば やなぎざくらを こきまぜて みやこぞはるの にしきなりける

見わたせば 柳桜を こきまぜて 都ぞ春の 錦なりける


素性法師






 見渡すと、柳と桜を散り交ぜていて、都は春の錦の状況であることだ。


 秋の錦である紅葉に対して、柳と桜が入り混じって美しく見えている光景を春の錦であると発見してみせた歌でしょう。ただ正直なところ、その光景が私には具体的には今一つ見えてきません。秋の錦である真っ赤な紅葉がそれ単体で息をのむほど美しいのに対するならば、咲き誇る桜単体の方がむしろそれにふさわしい気がしてしまいます。皆さんはいかがでしょうか。