gooブログから引っ越してきました
もとは漢検ブログ、今は主に古典和歌に関する話題を投稿しています
(旧ブログ名 「漢検一級 かけだしリピーターの四方山話」)

クラシック音楽や、放送大学大学院での学びの話題もときおり ^^

貫之集 010

六月鵜飼

かがりびも かげしるければ うばたまの よかはのそこは みづももえけり

篝火も 影しるければ うば玉の 夜川の底は 水も燃えけり

 

六月の鵜飼

鵜飼の篝火の影がはっきりと映っているので、夜の川の底で水も燃えているかのようだ。

 

 「しるけれ」は「しるし(著し)」の已然形で「はっきりわかる」「明白である」意。「うば玉の」は「夜」にかかる枕詞ですね。屏風絵の幻想的な絵柄が目に見えるようです。